
写真 サミール・ピーターさん。
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音楽・バレエ学校のピアノは26台が壊されたままだ。とりあえずJVCが2台のピアノを直すことになった。
「どんなピアノだって直してみせる」そう意気込むのはピーターさんだ。サミール・ピーターさんは、ピアノを教える傍ら修理もやっている。
「私は貧しかった。生まれて初めて買ったピアノは数十ドル。とってもひどいピアノだった。それで修理を覚えたのさ」イラクで活躍しているミュージッシャンの多くは、貧しい人達だという。「お金持ちのボンボンは格好つけで音楽をやるけど、長続きはしない」と厳しい。
サミールさんの自宅に、盗賊が入ろうとした事が何度もあった。カラシュニコフを手に、撃ちまくった。盗賊はあわてて靴を置いていったという。ピーターさんは今はホテル暮らし。夜になるとレストレンで演奏する。
「ポール・ブレマーに手紙を書いたんだ。あなたのためにジャズコンサートを開きますってね。」新曲も披露するそうだ。「タイトルはイラクの攻撃だ」ピーターさんは、こぶしを鍵盤に叩きつけて、曲の一部を弾いてくれた。
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